オンラインカジノは合法?違法?

オンラインカジノを始める際に、まず気になるのは、法律問題かと思います。

ご存知の通り、日本では賭博が禁止とされていますが、グローバルな視点で見ると特にヨーロッパではカジノ、そしてオンラインカジノ合法国が多く存在します。しかし、日本ではまだまだ認識が浅いので不安に感じられる方も多いかと思います。(そもそも日本では賭博が禁止されているので)

まず、結論からオンラインカジノが合法か?違法か?と言うと、日本でオンラインカジノをプレイすることは合法でも違法でもありません

「それ、どういうこと?」と思われたかも知れないですね。理由についてはここから詳しく説明していきたいと思います。オンラインカジノを始めるなら、その法規について必ず理解しておくようにしましょう。

目次

Contents

1. 日本でオンラインカジノは合法?

law1 合法でも違法でもないとは?

これはどういうことかというと、実は今の日本にはオンラインカジノを裁く明確な法律が存在しない為「合法でもなく、違法でもない」という「法律のグレーゾーン」な状況なのです。

2002年のインターネットバブルをきっかけに、日本でもIT系企業が多く出てきたり、ネット環境が急速に整い始めました。

しかし、法規的な観点から見ると日本のインターネットに関する法整備はまだまだ遅れており、ネット上の誹謗中傷すらしっかり裁けないような状況です。そんな中、まだ認知度が低い「オンラインカジノ」に関する法律が整っていないのも当然とも言えます。

2. 何故オンラインカジノを裁くことができないのか?

日本では、賭博が禁止されているのに何故オンラインカジノは法的に裁くことができないのか疑問に思われたでしょう。何故オンラインカジノを法的に裁くことができないのか?詳しく解説していきます。

まずは日本の賭博罪を知る

law2 それでは、まず日本における「賭博罪」について説明致します。日本の賭博罪は大きく2つに分類されます。

1. 賭博罪:お金を賭ける行為を禁止すること
2. 賭博場開張図利罪:お金を賭ける場所を提供すること

例えば、「賭博をした芸能人が逮捕された。」というようなニュース。これはお金をかける行為を行ったので、「賭博罪」に該当します。「違法カジノの経営者が逮捕」と言うケースでは、「賭博場開張図利罪」にあ該当すると言う具合です。

運営業者のライセンスが重要なポイント

優良なオンラインカジノは、各国政府や自治領から取得した運営許可証(ライセンス)を受けてオンラインギャンブルが合法とされている海外で運営を行っています。つまりオンラインカジノの運営会社の存在自体は違法性は全くありません。

law3 言い換えれば、ライセンスを所得していない無免許のオンラインカジノについては確実と言って良いほど、悪質なものが多いので避けるべきでしょう。

また、ライセンス発行の審査基準(難易度)は発行している国によって異なるため、「ライセンスを取得していれば必ずそのカジノは問題ない。」というわけでもありません。

何故かと言うと、審査の難易度(ゲームの第三者機関の監査や運営状況等)が高い国もあれば、逆に使用料さえ払えば審査をほとんど行わずに取得できるライセンスも存在するからです。 気をつけたいのは、ライセンスの有無だけで判断するのではなく、「審査が厳しく評判の高いライセンスを取得しているか」を確認しておけばより安心してオンラインカジノを始めることができるかと思います。
■審査が厳しいカジノライセンス
1. イギリス(UK)
2. マルタ共和国
3. ジブラルタル
4. マン島
5. キュラソー島

* 当サイトで紹介するオンラインカジノは運営実態があり、尚且つ各国政府や自治領から公式的にライセンスを取得したオンラインカジノのみを掲載しております。

法的グレーゾーンの真相

先程、日本には「賭博罪(お金を賭ける事に対しての罪)」があると言いましたが、オンラインカジノは賭博罪に該当しないのでしょうか?

旅行でマカオや韓国、ラスベガスに行くと、カジノでプレイするかと思います。しかし、海外で賭博をする事に対して、日本で法的に裁かれる事はありません。 当然のことかもしれませんが、賭博に関する罪は日本国内のみで適応されるので、日本人が海外のカジノで遊ぶことは全く違法性がありません

law4 ここがオンラインカジノを「法律のグレーゾーン」と位置付ける仕組みです。 オンラインカジノのサーバー、つまりネット上の店舗は海外にあり、オンラインカジノ自体も海外の政府、自治領から公式にライセンスを取得して、合法的に運営されています。

その海外運営のカジノに日本国内からプレイヤーがアクセスして、プレイするという構図です。

つまり、ラスベガスやマカオにあるランドカジノ(実店舗型カジノ)と同じくカジノは海外にあり、プレイヤーは日本にいるという状況が成立します。

この場合、日本の法律とその国の法律、どちらで裁くべきなのか?そこが定められていないことが、オンラインカジノがグレーゾーンとなっている理由なのです。

もちろん中には、「日本でプレイしているので賭博罪に該当する。」という意見もあったり、逆に「お金の賭け自体は海外で行われているので、日本にいる私たちはマウスをクリックしているだけに過ぎない」という見解もあります。どちらも間違ったことは言っていないです。

現状、オンラインカジノに関する明確な法的見解は無く、この様な議論をずっと続けて平行線をたどっているのが実情です。