世界カジノ探訪カンボジア-シアヌークビル編!2日目(前編)

シアヌークビル2日目。

さて、まずは朝食から食べることにしよう。

朝食はホテルの一番上のフロアで、前回来た時と同じく和洋折衷の料理の中から選ぶタイプ!海外の雰囲気を思う存分楽しむため、朝食はバルコニーで食べる事に。

天気も良くて景色も最高。今日はアメリカンブレイクファーストを注文し、アイスコーヒーで寝起きの頭を叩き起こす!

昨日は少し飲み過ぎたので、身体がだるいですがせっかくここまで来たので、シアヌークビルにあるカジノを探索しようと考えています。朝食を食べながら、どのルートから行けば、効率よく多くのカジノを回れるか調査。

今日のプランは、午前中気になったカジノで打ちながら調子を確認し、午後はカジノホテルが軒を連ねる『2thnou St(2スヌーストリート)』を北から南に下っていきたいと思っています!

普通に回るだけだとあまり面白くないし、打ち込んでしまうと一撃でやられるリスクもあるので、『2thnou St』にある幾つかのカジノで、気に入ったカジノ5軒をピックアップし1,000ドル1本ずつ、計5本勝負していきたいと思います。

今回はカジノ愛好家の仲間と一緒に来たので、それぞれの運と、どのカジノが自分にとって相性が良いかを知りたいので、このチャレンジをやっていきます!

午前中に行きたいカジノは『Won casino』。

何故ここを選んだかというと、以前僕がシアヌークビルを訪れた時にはなかったカジノで、竣工して間もないカジノっぽいので、最新のカジノトレンドをキャチできるかと思いこのカジノに決めました。

また、シアヌークビルにあるカジノでは少ない韓国資本のカジノで、ホテルもかなり大きめだったので、事前調査の段階ではリストに入っていなかったのですが、ここから攻めていきたいと思います!

フーーー楽しみ!


Won casino

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ミニマムローリングドレスコード
20ドル1.6%なし

よっしゃー!シアヌークビルカジノライフが、やっと始まったぞー 今回は長旅になりそうなので、バカラで負けない戦いをする!勝ちは望まない。

初戦の戦場である、Wonカジノに出発!

Wonカジノまでは、今回泊まっている、ラヴォーグホテルから徒歩約15分ほど。(旅行初日は徒歩で移動しながら、街の様子を探ります)

ホテルは非常に大きく、内装も新しくて清潔な雰囲気!そして、ロビー左側にカジノが!さぁ1発目のカジノなので、気合い入れていくか。

まずは下調べで、カジノ内を一周。バカラテーブルは平場で大凡15卓程度。

罫線の状況を見ると、全体的に5連勝止まりでドラゴンはあまり期待できなさそう。

ベット額はミニマム20ドルでドラゴンタイガーは10ドルから。

最近マカオやシンガポールでは平場のミニマムで200ドルとかになってるみたいだけど、シアヌークでは平均20ドルがミニマムらしい。良心的だ。

では、手始めに500ドルをチップに変え、ミニマムでプレイ開始!

機内で色々と作戦を練ってきたが、考え過ぎてなかなか方法が決まらなかったので、感覚値で勝負!

集中集中!….

と気合を入れて打ち込んだものの、このカジノ、スタッフがジャンケットを紹介してきて、その人がひたすら話しかけてくるのな…

もうプレイする毎に『ホテルのビュッフェ食べていきますか?』だの『無料で部屋用意しますよ』だの『うちはサイドベットの当選確率が高いです』だの… もう全く集中してプレイができないのよ!

雰囲気に呑まれたらダメだと言い聞かすも、終始話しかけてくるので全く集中できん。

無視してとりあえずミニマムダランベールでプレイを継続しトントンで終了。これ以上続けたら絶対このジャンケットの雰囲気に呑まれると思ったので撤収。

僕と同じ卓には、『皇帝集団』と書かれた赤いジャンパーを着たピーコとパーコ風の老夫婦で、終始僕の逆張りをしてきた。

その夫婦は熱心に自分達の勝敗をメモしながら、何かを分析している様子。

親父さんは奥さんにずっと持論を話し続け、ドヤ顔をかましているけど、チップ減り続けとるやん!

そして、ピーコとパーコの後ろには、恐らくイミテーションと思われる、リシャールミルの時計をつけた、虎柄のシャツを来た牛島君風の男が、親父さんに指導している。

親父さんは、虎柄のシャツを着た男の話を熱心に聞いていた。地下帝国の支配人と奴隷のような絵面。

推測するに、牛島くんはバカラの情報商材屋で、牛島くんが作ったコミュニティが『皇帝集団』なんだろう。にしても、結構チップ減らしている様子だけど大丈夫なのか?

ランドでは、日本ではなかなか見れない光景や人物との出会いが多々あるので楽しい。午前はこれで終わって、午後に控えます。

午後の部はカジノホテルが軒を連ねる『2thnou St(2スヌーストリート)』を北から南に下っていきたいと思います!

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Howard Johnson Plaza by Wyndham Blue Bay Sihanoukville

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ミニマムローリングドレスコード
10ドル1.6%なし

まずは、Blue Bay内にあるWynnカジノ!

このホテルは、マジでいくらお金賭けてるの?って言うくらい立派なつくり。

たぶん中華系の資本だと思いますが、Wynn(永利)と書いてあったので、あのWynn?と思いましたが… あれ?ちょっとフォントが違うよね?これ別物?そんなことある?

本場のWynnは、あの銅色の外観が特徴的ですが、このシアヌークビルのWynnは真っ白!

まぁ本物か偽物かの判断は想像にお任せしますが、設備自体はシアヌークビルの中でもトップ3に入るほどの豪華さ。

ここは、本当にラグジュアリーな内装で夜の状態も見たいと思ったので、ここでは打たずにまた夜に来る事に!

Wynnのいいところは、ミニマムが10ドルってところ。近年カジノの相場がインフレ傾向にある中、小者の俺を受けてくれるこの受け皿はマジで助かる!

超気軽に楽しめて、尚且つ平場の卓数も多かったので、初心者から玄人まで楽しめるカジノだと思います。

そして、Wynnではほとんどのプレイヤーが近年稀に見る現金ベット方式!いや、ここだけじゃなくシアヌークビル全体がそうなのかもしれない。チップあるのに使わないのが賭場っぽくて嫌いじゃない。

ただ、ベット毎に札数えて、偽札じゃないか確認して、マネージャーチェック入れてやってると、いちゲームいちゲームなかなか時間かかるのね。

でも、キューバのクラシックカーを見に行く感覚で、札ベットもシアヌークの見どころとしてみておくと良いかもしれない。

打たないにしても一応調べましたが、やはりローリングは1.6%でした。さぁ次に行こう。


Holiday palace Sihanoukville

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ミニマムローリングドレスコード
20ドル1.6%なし

ここは、シアヌークビルでは珍しくマカオの様な、Theカジノホテルのイメージを感じさせないリゾート寄りのホテル。

子供が遊べるスペースやホテル客だけが使えるプライベートビーチも完備していて、落ち着いた雰囲気がこのホテルの特徴。

カジノはテーブルゲームというより、スロットに力を入れている様な感じ。すごく豪華で広々としたスペースってわけではないけど、大規模スーパー銭湯のゲーセンくらいの広さで顧客を緊張させない雰囲気で僕は好きなので、ここで1発ベットしていきたいと思います。

さぁ、ここから各々のカジノ1,000ドルベットを5軒勝負していきたいと思います!今回は、カジノ仲間と3人で来たので、1人1,000ドルで計3,000ドル、5軒合計15,000ドルを賭けていきたいと思います。

1発目は僕の判断からスタートすることに!

二人の1,000ドルがかかっている重みと、このチャレンジの1発目なので、みんなの気持ちを上げるためにもかなり重要な一戦になるはず。バカラは、プレイヤーバンカーどちらかにベットする簡単なゲーム。まずは今回の旅の行く末を占う為にも直感勝負でいきます。

金銭的プレッシャーというより、この旅でいい波を掴めるかどうか、僕にかかっているという精神的なプレッシャーの方が重くのしかかってくる。

そして皆んなも『遊びだから負けても大丈夫だよ』と言いながら何か勝利を期待している発言をちょこちょこしてくるので、余計プレッシャーが…

後悔しない様に、テーブル選びをしっかりしよう…

バカラテーブル数は、5卓ほどあるのですが、始まったばかりの罫線で、🅿️🅿️🅱️🅿️🅿️とニコイチが出来そうなテーブルで、逆の🅿️に張ることにしました。

ここ最近30ゲーム以上のゲームは打たない様にしているので、始まったばかりの罫線の偏りを狙い、🅿️で勝負することにしました。

そして、以前シアヌークビルに来た時もことごとく、順張りを裏切られたので今回は逆からにします。直感的には逆。そう自分に言い聞かせてプレイヤーに3,000ドル。

カードが配られ、1枚目のカードは絵柄が見えたので、次のカードを絞る。

『まずは2本、2本!』緊張の一瞬… 両手に力を込めて、気合いを入れて絞る。

『ついた!』

次に横。無難に3本で手を打って欲しいところだが… ゆっくり斜めに折り曲げていくと早い段階で2つのダイヤマークが見えた。

『4本か!ニブイチ』

この絵柄からのニブイチはかなり面白い。天国か地獄か…

カードを縦に持ち替え、カードをねじ伏せる勢いでゆっくり絞って行く。真ん中のマークが早い段階で見えてしまうと僕の負け、カードの中心まで見えなければ俺の勝ち。

『マーク見えるな!まだ見えないでくれー』

ゆっくり、ゆっくり、中のマークを確認… マークがなかなか見えてこない!これは…

あざーーーーっす!

シアヌークビル初戦は幸先よく勝利!仲間の金も預かってベットしたので、緊張しましたが、何とか縦マーク四つのニブイチで9を引くことができました!

初戦でナチュラルはマジで嬉しかった。

場の雰囲気も最高潮に盛り上がり、なんとか初戦を白星スタート。

やっぱりバカラは面白い。

それでは、ホリデイプレイスを出て次のカジノホテルに向かいたいと思います。


南海国際酒店(NANHAI INTER NATIONAL HOTEL)

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ミニマムローリングドレスコード
20ドル1.6%なし

ホリデイプレイスホテルから徒歩1分。ちょうど斜め向かいにあるのが、南海国際ホテル!

ここもシアヌークビルでは人気ホテルの一つ。ホテル前のロータリーには見せつけるかの様にロールスロイスやアルファードがバンバン停まっている。

ホテル名でもわかる様に、このホテルも中国資本で建てられたホテルの一つ。チャイナマネーはやっぱすげーな!

ハイリスクハイリターンの先行投資型市場シアヌークビルにこの規模の資金ベットができるのは、バケモノ!でも、通常のビジネスと違ってカジノ業界はハイリターンが、ウルトラハイリターンなんだろうね、きっと。

さてさて、ホテルに入ってみると新しくもあり、人気店の貫禄もあるイメージ。

一本前のホリデイホテルで、ニブイチ勝負を決めた僕は、もう次もやりたくてたまらないバカラモードに入ってしまった。

そんなオーラがぷんぷん出ていたのか、仲間が次の勝負も僕に譲ってくれることに!

よっしゃー気合入れてやっていきます。ヒリツキ機会を頂きまして、誠にありがとうございます!

でもこういう時って大体負けるのね。いや、すでに一本決めているから気楽に行こうじゃない。ホテルに入りカジノフロアに入る。広々としたホテルの中にはバカラテーブルが沢山並ぶ。

さぁどのテーブルで勝負するかを選んでいきましょうか。

前回の勝利に倣って今回も始まりの罫線で🅿️🅿️🅱️🅿️🅿️辺りを探していく!

すると逆パターンの、🅱️🅱️🅿️🅱️🅱️を発見。下手に考え過ぎても良く無いから、前回同様ここに運を託してみよう。何も考えない。直感だけ。

テーブルに座り、3,000ドルチップをバンカーに置く。最初は、軽い気持ちで楽しもうと言っていた仲間もいとも簡単に1,000ドルが増える喜びに勝負の味をしめたのか、緊張した面持ちでテーブルを凝視。みんな勝負師になってしまった。

遊び心ゼロの緊張の勝負が始まった。

まずは、一枚目のカードを上二本あるか確認。ピクチャーか。

2枚目。

上から絞る。足2本お願い。

仲間も僕が絞るカードを覗き見る様に腰をかがめる。

ゆっくり2枚目のカード上を折り曲げ、2本足があることを確認したところで、ディーラーのカードを一枚オープンしてもらう。

ディーラーのカードはダイヤの9。わーーーーーーーマジか!仲間のテンションが一気に下がる。

まだまだ勝負は始まったばかり。二本あしがついたカードを横に転がし、少しずつ捲っていく。3本か4本か?2本だけはやめてくれ…

ゆっくり、上から斜めに捲っていくと3本足のフォルムが見えてきた。よし、第二関門突破。

問題は中心に何本あるかなんだよ。ここはカードを盾に持ち替えて、中心のマークが何個ある確認する。

上から、慎重に捲るとマークが見えない。この時点で6か7。

カードを回転させ、下側をゆっくり捲る… 無い… 6か…

微妙な数字に仲間も肩を落とす。ディーラーの一枚目は9なので、崩れてくれる事を祈る。

そしてディーラーが引いたカードは…

2!

その時、ほぼ勝利を確信した仲間たちは、息を吹き返した様に喜びのガッツポーズ!これはいける!

この緊張感に耐えられない僕は、オンラインカジノでもよく使う『瞳を閉じて君を描くよ』。3枚目のカードが怖くて見てられない。

瞳を閉じ、静かな暗闇の中で、シューからパコっとカードを一枚引く音。そして、スーッとカードを捲る音が聞こえた瞬間、仲間の喜びの声が聞こえた。

2連続勝利!これは幸先が良すぎる。ニコイチ逆張りが効いているのか!?

そして、ディーラーがチップを配ってくれた。

おいちょっと待てよ、チップ少なくないか?? 勝負の興奮で脳汁が溢れていた僕は一瞬何が起こったのか現状を理解するのに時間がかかった。仲間も同じく険しい表情。

現実世界に戻りゆっくりと状況整理してみると、ノンコミッションという事がわかった。マジかよーーーーー

そう、ノンコミッションの場合、バンカーコミッションが無い代わりに、バンカーが6で勝利した際の報酬が半分になるのだ。

その落とし穴については、全く想定に入れていなかった。オンラインカジノでは、ハイベット時にスーパー6に5%ほど入れるがランドでは全く予想していなかった。

最高潮の雰囲気から、少しテンションを下げてしまう出来事だったが、まぁ勝っただけでも御の字ということで、この勢いに乗って3軒目に突撃していこう。

仲間からの絶大な信頼を得てしまった僕は、3軒目のベットも託されることになった。

仲間の期待に応えられた事と、勝負に勝った事が俺のバカラ魂を倍々に掻き立て、既にバカラーズハイに突入!この勢いで残り3戦も全て勝利で終わらせてやるよ!

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