マーチンゲール法

目次

Contents

1. システムベットの王道マーチンゲール法とは?

マーチンゲール法は18世紀にフランスで考えられたベット戦略の1種で、ゲームに勝つまで繰り返し賭け金を2倍にして賭けていく戦略です。

2倍賭けすることにより、たとえ今まで負けていたとしても前のゲームで賭けた金額の倍を更に賭けることによって、負けた分の金額も取り戻せる攻略法です。

2. マーチンゲール法のベット方法

システムベットには大きく分けて、「勝利した時」にベット額を増額する方法と「負けた時」にベット額を増額する方法の二つに分かれます。

マーチンゲール法は後者の「負けた時」にベット額を増額するベット方法です。

マーチンゲール法の特徴は「負けた時」に次のベット額を2倍にすることによって、今までベットしてきた累計の損失を一度に取り戻すことができるベット方法です。

マーチンゲール法のゲームの流れは以下のようになります。
マーチンゲール法のベット額と資金の動き方
ゲーム回数 ベット額 勝敗 累計損益 解説
1 $1 負け -$1 負けた場合前回の2倍を次のゲームでベット
2 $2 負け -$3 1ゲーム目のベット額の2倍をベット
3 $4 負け -$7 2ゲーム目のベット額の2倍をベット
4 $8 負け -$15 3ゲーム目のベット額の2倍をベット
5 $16 勝ち $1 4ゲーム目のベット額の2倍をベット
6 $1 勝ち $2 5ゲーム目で勝利したのでベット額をリセット

3. マーチンゲール法のメリットとリスク

マーチンゲール法にはメリットもありますが、気をつけておかなければならない点もいくつかあります。

マーチンゲール法のメリット

マーチンゲール法のメリットは今までベットして負けた金額を一度に取り戻せるというところです。負け続けて頭が真っ白になった時でも、マーチンゲール法を使えば、負け額をリセットすることができます。

マーチンゲール法のメリット

-. 負けていた金額を一度の勝負で取り戻せる。

マーチンゲール法のリスク

美味しい話にはやはり裏があります。マーチンゲール法は負ける度にそのベット額の倍を次のゲームでベットする為、負けが連続するとベット額が膨れ上がります。ですので、ベット額がすぐに増加してしまします。

また、バカラのテーブルには「テーブルリミット」という条件があり、テーブル毎で一度にベットできる限度額が決まっております。テーブルリミットに達するとそれ以上の金額をベットすることができないので、マーチンゲール法を使うことができなくなります。

マーチンゲール法のリスク

1. 負けが続くとすぐにベット額が膨れ上がる。
2. テーブルリミット(一度にベットできる上限金額)に到達する可能性がある。

4. マーチンゲール法のリスク対策

マーチンゲゲール法を使う時のリスクとして、下記2点がありました。

マーチンゲール法のリスク

1. 負けが続くとすぐにベット額が膨れ上がる。
2. テーブルリミット(一度にベットできる上限金額)に到達する可能性がある。

マーチンゲール法のリスク軽減策として、以下の2点は確認してからプレイするようにしましょう。

マーチンゲール法を使う前に確認しておくこと

所持金に応じて最初のベット金額を設定すること
テーブルリミットをあらかじめ確認して攻略法を使うこと

また、10回連続で負ける確率は0.1%なので、頻繁に10連敗することはありません。しかし、各ゲームの勝率は2分の1(50%)であることは常に頭に入れておいてください。(1ゲームの勝率は基本的に2分の1)

マーチンゲール法を使用する際は、連敗する確率を頭に入れながら、連敗の回数(ベット額の上限)を自分で決めて使用すると良いでしょう。
マーチンゲール法$1ベットで10連敗した場合
ゲーム数 ベット額 累計ベット額 連敗確率
1 $1 -$1 50%
2 $2 -$3 25%
3 $4 -$7 12.5%
4 $8 -$15 6.25%
5 $16 -$31 3.13%
6 $32 -$63 1.56%
7 $64 -$127 0.78%
8 $128 -$255 0.39%
9 $256 -$511 0.2%
10 $512 -$1,023 0.1%

ポイント

1. 使うタイミング:負けた時(勝利した時はベット額をリセット)
2. メリット:負けていた金額を一度に取り戻すことができる。
3. リスク
-. 負けが続くとベット額がすぐに膨れ上がる。
-. テーブルリミットに到達する可能性がある。
4. リスク対策
-. 最初のベット額は所持金に応じて設定。(連敗時のベット額の増加が早い)
-. テーブルリミットを確認する。
-. 連敗の回数を決めておく。